院長ブログ
鉄不足について
鉄不足について
鉄不足は、月経がある女性にかなりの確率で見られます。貧血症状があっても、血液検査
で貧血と診断されないと、鉄不足かどうかを診断する「フェリチン」を測定しない仕組みになっています。血液検査で貧血はないのに、鉄不足があって、体調がすぐれない方がとても多いです。それを『かくれ貧血』と言います。
鉄は赤血球に含まれており、赤血球は酸素や栄養を体の隅々に運びます。また、鉄は、食べ物から摂取した栄養素からエネルギーをつくるのに必要です。
1.鉄不足で起こる症状について
- 疲れやすい、朝起きられない
- 頭痛、肩こり、生理痛
- 動悸、息切れ、めまい、ふらつき
- むくみ
- 爪が変形しやすい 抜け毛
- イライラ、うつ
- 寝つきが悪い
- 湿疹ができやすい
- 口角炎、口内炎ができやすい
- 風邪ひきやすい、微熱が出やすい
- 胸が痛い
- のどが詰まった感じがする
2.鉄不足の診断について
血液検査で「フェリチン」という項目を測定して診断します。
通常の血液検査や健康診断、人間ドックでは測定しないので、栄養分析をしているクリニックにご相談頂くか、フェリチンを測定できるか担当医に相談してください。
3.フェリチンの値について
- 栄養学的には理想は80~125です。
- 30以下なら、<重度の鉄不足>と診断します。
- 10未満になると、鉄は赤血球の材料なので、新しい赤血球が作られなくなりますので、血液検査で<貧血>になってきます。
4.鉄不足の治療について
貧血があれば保険診療で鉄剤の処方が可能ですが、鉄不足はあるが、貧血がない場合は自費診療で鉄のサプリメントが必要となります。
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