なぜ当院は「病気になる前」から体重管理を勧めるのか
マンジャロを含む医療的体重管理プログラムについて
日本の保険診療は、「病気になってから治療する」という考え方を基本としています。
例えば、高血圧と診断されると降圧薬を、糖尿病と診断されるとインスリンや血糖降下薬を処方します。
しかしその「病気になる前の段階」、つまり境界型高血圧・耐糖能障害・高尿酸血症・軽度の脂肪肝といった状態に対して、保険診療が積極的に介入することはほとんどありません。
当院が予防医学・アンチエイジング医療の観点から重視しているのは、まさにこの段階です。
体重を適切に管理することで何が変わるかについて説明します。
耐糖能障害の段階で体重を5〜7%減少させると、2型糖尿病への進行を50〜60%抑制できるというエビデンスがあります。
境界型高血圧の段階で減量することで、降圧薬を使わずに血圧を正常化できるケースがあります。
軽度の脂肪肝は、体重の5〜10%減少で有意に改善します。高尿酸血症も、体重管理により血清尿酸値の低下が期待できます。
BMIが25未満であっても、健康診断でこれらの異常を指摘されている方は少なくありません。
「まだ病気ではないから大丈夫」ではなく、「病気になる前に手を打つ」という考え方が、当院の予防医療の基本的なスタンスです。
当院では、院長による診察と血液検査で現在の健康状態を詳しく評価した上で、食事指導・運動指導・医療用サプリメントを組み合わせた個別プログラムをご提案しています。
「健康診断で少し引っかかっているが、運動や食事療法がうまくできずに様子をみている。病院に行くほどではないと思っている」という方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
MiRAI MWDICAL CLINIC 院長 熊澤浩明