院長ブログ

亜鉛について

 

亜鉛について

亜鉛は免疫や皮膚、髪の毛に関する大変重要なミネラルです。

亜鉛が最も多く含まれている食材は、牡蠣ですが、急性胃腸炎を起こす原因となりますし、

牡蠣は年中安定して食べることが難しいので、赤味の肉やごま、ココア、アーモンドに多く含まれています。

新型コロナウイルスで亜鉛の重要性が再認識されました。

 

亜鉛の効能

  1. 免疫
    亜鉛が不足すると免疫が低下し、風邪をひきやすくなります。

  2. 皮膚
    亜鉛は皮膚に関係が深く、不足すると、湿疹や蕁麻疹、傷が治りにくくなります。

  3. 髪の毛
    育毛に大切で、抜け毛の原因になります

  4. 口腔内のトラブル
    舌の痛み、味覚障害、口内炎の原因となります。

  5. コロナ感染の後遺症の原因
    コロナ感染後、倦怠感、抜け毛、味覚障害が良くならない場合、亜鉛不足が原因であることがあります。亜鉛不足を改善すると症状が早く良くなるケースがあります。

  6. 慢性の下痢
    亜鉛が不足することで下痢を起こすことがあります。腸の粘膜を丈夫にする働きがあります。

  7. 食欲
    亜鉛不足があると食欲が低下することがあります。ご高齢の方に亜鉛不足による食欲低下を認めることがあり、注意が必要です。

 

亜鉛の必要量

1日30mg必要です。個人差はありますが、50mgが過剰になることが多いです。亜鉛は血液検査で測定して不足していることを確認して必要量を医師に判断してもらことをお勧めします。

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<一般社団法人健康医療医学会>