2024.12.17

オンラインピルの処方おすすめクリニック15選を紹介！選び方と低用量ピルの種類も分かる

　※クリニックフォアの情報提供元　クリニックフォア

ピルを服用したいときはオンライン上で診察を受けて自宅まで配送してくれる「オンラインピル」という処方方法もあります。

ピルとは、女性特有のさまざまな悩みの改善が期待できる薬です。

ピルは医薬品であるため、服用によっては副作用が起こる可能性もあります。

年齢や既往歴によっては服用できない可能性もあるため、処方してもらうには医師の診察が必要です。

しかし、直接病院で受診するには「病院での待ち時間や移動時間がネック」「予約が取れない」といった問題が出てくることもあります。

また、対面診療に不安を感じて受診をためらうとの声も多いです。

オンラインピルであれば学校や仕事、育児などで診察を受ける時間が取れない人も気軽に処方してもらえます。

本記事では、オンラインピルのメリットや処方してもらう際のおすすめクリニックについて紹介しています。

クリニックごとのおすすめプランやピルの種類についても解説しているので、ぜひ参考にしながら自分に最適なクリニックを選びましょう。

本サイトでおすすめの、オンラインピルを処方しているクリニックは以下の15選です。

ピルのオンライン処方に対応しているおすすめクリニック15選！診療時間や低用量などピルの種類を比較

オンラインピルの処方に対応しているおすすめクリニックは、以下の15選です。

診療時間や診察料、ピルの種類などを表でまとめているので、自分の気になるポイントを比較しましょう。

※2024年12月現在、別途記載のないクリニックについては自由診療、料金はすべて税込表記
※ピルの区分や表示名は各クリニックの公式サイトを参照

オンラインピルの処方に対応しているクリニックは、受診する医療機関ごとに特徴があります。

診察の受けやすさをポイントに選ぶなら、24時間対応している以下のクリニックでピルの処方を受けましょう。

スマルナやルナルナおくすり便は、オンライン診察の研修を受けた医師が対応してくれるので、オンライン診療が初めての人でも安心して診察を受けられるでしょう。

できるだけピルの費用を抑えたい人は、ピルの診察料や送料も含めた総額で比較しましょう。

ピルマルやマイピルオンラインは、総合の価格が安い傾向にあります。

実店舗のあるクリニックなら、「病気かもしれないから対面診察が必要になった」「医師に直接話したくなった」といったときもオンラインと対面を切り替え可能です。

クリニックフォアとKARADA内科クリニックなら、オンライン診療にも対面診療にも対応しています。

ライフスタイルや住んでいる地域、利用したいピルの種類などに合わせて、事前に複数のクリニックを比較しながら自分に合ったクリニックを見つけましょう。

メディカルポストなら申し込みから診察までLINEで完結して便利

※2024年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

メディカルポストはアプリのインストールが不要で、予約の申し込みから診察までLINEですべて完結します。

「普段から利用しているLINEなら抵抗なく利用できる」「手軽に予約をしたい」といった人にLINEは便利なシステムと言えるでしょう。

婦人科クリニックが運営していることから、医師に相談しながらライフスタイルに合わせて利用可能です。

夜間は22時まで診療時間が設けられており、診察の1時間前まで即時予約が可能です。

緊急で薬が必要なときや、夜間しか時間を取れない人でも安心して利用できます。

1か月1,970円からと、続けやすい価格設定による定期便もあり、利用者の継続率は98％と高い水準を維持しています。

決済日を以下の5つから選べるため、支払いタイミングをコントロールしやすい点もポイントです。

支払日を給料日直後に設定しておけば、決済時にお金が不足する心配もありません。

また、低用量ピルを12シートまとめて購入すると1シートがプレゼントしてもらえるなど、利用者に嬉しいサービスも行っています。

メディカルポストは、薬の受け取りまでLINEを使って気軽に行いたい人におすすめです。

エニピルは24時間診療を受けられるから忙しい人におすすめ

※2024年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

エニピルは24時間いつでも診療に対応しているため、最短翌日にピルが届きます。忙しくて病院に直接行って診察を受けるのが難しい人でも受診可能です。

5分程度で完了する問診票に回答した後、30分以内で医師による診察が受けられます。

「生理が始まりそう」「今すぐアフターピルが欲しい」など、ピルをできる限り早く手に入れたい人も利用しやすいクリニックです。

副作用が心配な人に対しては、追加で以下の治療薬を処方してもらえます。

低用量ピルと他の種類のピルのセット販売やアフターピルと妊娠検査薬のセット販売もあり、生理に関する幅広い悩みに対応してもらえるクリニックです。

配送時はクリニックなどの表記はなく、品名も「サプリメント」と記載されて届くため、他の人に知られないか心配な人への配慮も行き届いています。

都合のいい時間にすぐ受診したい人は、24時間対応しているエニピルを選びましょう。

スマルナは月1,980円からピルを処方してもらえる

※2024年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

スマルナは、1か月あたり1,980円からピルを購入できるクリニックです。

一般的にピルの価格は1か月につき3,000円程度のため、スマルナは相場よりも約1,000円程度安く購入可能です。

提携している医療機関の医師が、問診の回答をもとにチャット・ビデオ通話・対面の中から最適な診療方法を選択します。

低用量ピルはプランごとに決まったサイクルで自動的に決済と薬の配送が行わます。注文忘れがないため、ピルが手元になくなる心配がありません。

ピルは3日間飲まない期間が出た場合、シートを廃棄して新しいシートから飲みなおす必要があります。

ピルの服用経験があり、年単位で飲み続けることを考えている人は、お得な12シートの一括決済プランがおすすめです。

初めてピルを飲む人は、まずは1か月または3か月ごとに決済するプランからスタートし、途中で12シート一括決済にコース変更も可能です。

診療の予約やプランの変更は、すべてスマホアプリで手続きができます。

助産師や薬剤師に生理や避妊について、アプリで相談可能なため、服用中に気になることがあっても安心です。

低価格でピルを続けたいときや、デリケートな悩みを相談できるサポート体制が整っているクリニックを利用したい人は、スマルナがおすすめです。

おうちでクリニックはウェブアプリでスムーズに受診できる

※2024年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

おうちでクリニックは端末にアプリをダウンロードする必要がなく、ウェブアプリで受診可能です。

診察する医師だけでなく、薬剤師や看護師など専門知識を持ったスタッフも複数いるため充実したサポートを受けられます。

処方されたピルの継続や追加も1タップで簡単にできるため、ネットに慣れていない人でもスムーズに操作できます。

定期便は以下から配送サイクルを選べるため、自分のライフスタイルに合わせて無理なく継続可能です。

配送回数が少ないほど送料を抑えられるので、12か月分まとめて処方を受ければ11か月分6,050円分の総量を節約できます。

わかりやすくシンプルな操作でオンラインピルを利用したい人は、おうちでクリニックがおすすめです。

メデリピルは12シートまたは6シートをまとめて配送するプランだと発送時の負担を抑えられる

※2024年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

メデリピルは、低用量ピルや超低用量ピル処方時の診察料が無料のため、ピルの定期便が初めての人も利用しやすいクリニックと言えます。

低用量ピルの処方は4つのプランがあり、定期便プランは初月のピル代が無料になる特典もあります。

12シートまたは6シートをまとめて配送されるプランは送料が無料になるので、発送時の負担を抑えて利用できます。

LINEで簡単に以下の手続きができるため、隙間時間を活用してピルの処方を受けたい人にもおすすめです。

メデリピルではピルに関する正しい知識が記載された紙も同梱されているので、自分が処方されたピルや女性の身体についても学べます。

プライバシーにも配慮されており、中身のわからない梱包でポストに投函されるため、家族に知られたくない人にも安心して利用できます。

診察料が無料でピルを処方して欲しい人は、メデリピルがおすすめです。

ピルマルは当日発送に対応しており最短翌日に手元へ届く

※2024年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

ピルマルは当日発送に対応しており、最短で翌日に手元にピルが届きます。

診察予約から購入までLINEだけで手続きできて、何度受診しても診察料は無料のため、ピル服用中に不安があっても気軽に相談できます。

ピルの処方にあたって、新しいアプリをインストールするのは面倒だという人におすすめです。

運営体制も整っており、登録医療機関が6,000件以上あるオンライン診療サービスを展開している、株式会社MICINが運営しています。

診療はすべて女性の産婦人科医が行っているため、男性の医師に診察されるのが苦手な人も利用しやすいクリニックです。

低用量ピルと超低容量ピルの定期便は、6か月または12か月のプランを選ぶと送料がかからず、薬代の割引率も大きくなります。

定期便は長期間利用するほどお得になり、たとえば12か月継続利用した後に再診を受けると、1年目の価格から5％割引されます。

長期的にピルの服用を検討している人は、ピルマルの利用がおすすめです。

レバクリならWebサイトで診療所の空き状況を確認可能

※2025年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

レバクリは診療枠の空き状況を公式のWebサイトから確認できて、24時間診療の予約が可能です。

利用に際してアプリのインストールが必要ないため、ネット環境があればどのデバイスからでも診察の予約ができます。

1か月先の空き状況まで確認できて、自分の予定に合わせて確実に診察を受けたい人におすすめです。

レバクリは、ピルを始めやすくするためにクリニックが治療費の一部を負担しており、ピル代と送料以外で料金が発生しません。

低用量ピルの「定期配送12か月ごと」を利用することで、低用量ピルの全プランで初回お届け分の1か月あたりの料金が1,896円になります。

2回目以降も1か月につき2,500円で購入できて、単品価格の3,258円よりも800円程度安くピルが手に入ります。

定期便は自動決済で毎回の申し込みが不要になり、解約手数料なしでいつでも解約可能です。

一時的に配送のスキップも可能なので、生理日を移動させるため一時的に中容量ピルを使用したいときでも調整できます。

ピルの定期購入が初めての人でも気軽に始められる仕組みになっているので、オンラインピル初心者はレバクリを選びましょう。

Oops WOMBは副作用が和らぐ薬を追加可能

※2024年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

Oops WOMBは、ピルを飲んだあとに起きる吐き気を和らげる薬を550円で追加できます。

低用量ピルは、服用し続けるうちに身体に合う可能性も高く、まずは2か月継続できるように最初の2シート分を半額で購入できる点もポイントです。

中用量ピルは吐き気の副作用が出やすいため、吐き気止めをセットで無料処方してもらえます。

Oops WOMBを継続して利用すると、2年に1回、提携クリニックで子宮がん検診を実質無料で受けられる特典があります。

提携クリニックで子宮がん検診を受けた際に支払った4,000円が、すべてポイントとして還元されるため、薬を購入する際に使用可能です。

なお、現在の提携クリニックは東京の丸茂レディースクリニックのみなので、自分が通院可能なエリアか事前に確認してください。

Oops WOMBは、生理に関する悩みを改善できるだけでなく、子宮がんなど女性ならではの将来のリスク軽減を考えている人にもおすすめのクリニックです。

マイピルオンラインは医師に直接相談したいや継続してお得にピルを購入したい人におすすめ

※2024年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

マイピルオンラインは、提携しているクリニックに在籍している経験豊富な産婦人科医師が電話で診察してくれます。

ピル以外の疑問でも丁寧に答えてくれます。

ピルの服用が初めての人で、医師と話したくても直接病院への通院が難しい場合にもおすすめです。

また、マイピルオンラインには、ランクアップ制度が設けられています。

低用量ピルを継続して購入するとランクが上がり、よりお得に購入可能です。

ランクアップ制度により、1年の継続利用で2,690円から2,151円になります。

東京23区内の場合は、最短当日ピルが届くバイク便を利用でき、72時間以内に服用しなければならないアフターピルが必要なときも対応できます。

医師に直接相談したい人や、継続してお得にピルを購入したい人はマイピルオンラインがおすすめです。

クリニックフォアは複数の中から支払方法を選べる

※2024年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

クリニックフォアは支払方法を複数用意されているので、都合に合わせて選べます。

後払いにも対応しているため、緊急でピルが必要なのにすぐの支払いが難しくても利用できます。

普段クリニックで診療を行っている医師がオンラインで診察するため、通院する時間を確保できない人も気軽に利用可能です。

また、クリニックフォアはオンラインだけでなく対面診療も受けられます。

クリニックフォアが独自に実施したお客さまアンケートの結果（2021年1月～11月に実施）によると、実際に診察を受けた患者の約95％が満足しています。

取り扱っているピルも種類が豊富にあり、悩みに合わせた薬を処方可能です。

支払方法が豊富にあるクリニックを探している人や、対面診療とオンラインピルのどちらを利用するか迷う人は、クリニックフォアを検討しましょう。

ルサンククリニック ピルユーなら会員登録が不要だから簡単

※2024年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

ルサンククリニック ピルユーは、会員登録やアプリのインストールが必要ないため、誰でも簡単に利用できます。

診察はビデオ通話で行われるため、自宅や職場など場所を問わずスマホで受診可能です。

医師と患者の2人だけで共有するURLを用いて診察を行うため、他の人に聞かれる心配もありません。

日々の悩みや心配事だけでなく、金額面の希望も考慮してピルを処方してもらえるため、ピルについて詳しくない人も利用しやすいクリニックと言えます。

定期便の解約は、次回発送予定日の10日前までに連絡すれば可能なため、身体に合わないと感じたらいつでも止められるのもメリットです。

定期便なら送料や定期更新時の診察も無料なため、会員登録が不要で継続利用を検討している人におすすめです。

エミシアクリニックは診察の予約がいらないため隙間時間を活用して受けられる

※2024年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

エミシアクリニックは、薬の処方まですべてLINEで完結して予約も不要なため、すぐに診察を受けられるクリニックです。

診察前に無料でピルに関する悩みや疑問も相談できて、じっくり検討してから医師による診察も受けられます。

オンライン診療の実績も豊富で、公式サイトによると、これまで10万件以上の患者が利用しています。

アフターピルの処方を受ける際は東京・埼玉・神奈川・千葉エリアで19時までに手続きが完了すれば、バイク便で最短1時間による配送が可能です。

隙間時間を活用してすぐに診察を受けたい人は、実績が豊富なエミシアクリニックを利用しましょう。

KARADA内科クリニックはオンライン診療の実績が豊富だから安心

※2024年12月現在、料金はすべて税込表記です。

KARADA内科クリニックは、2024年5月時点でオンライン診療の実績が5,000件以上もあります。

実店舗もあるクリニックで、保険診療と自由診療の両方に対応しているクリニックです。

ピルの処方で保険の適用を受けるには、原則検査を受けて病気と診断される必要があります。

「生理前後の不調は病気のせいかもしれない」と不安な人は、必要に応じて対面診療をしてもらえるKARADA内科クリニックで相談しましょう。

オンライン診療はアプリのダウンロードも必要なく受診でき、基本的には診察翌日には薬が届きます。

ただし集荷のスケジュールの都合や遠方への配送など、状況によっては到着が予定より1日遅くなる場合もあるため、余裕を持って診察を受けましょう。

KARADA内科クリニックは、オンラインの診療実績が豊富なクリニックで安心して診察を受けたい人や、保険適用によるピルの処方も検討している人におすすめです。

東京オンラインクリニックは一部保険適用でピルの処方が可能

※2024年12月現在、料金はすべて税込表記です。

東京オンラインクリニックは、ピルの種類によっては一部保険適用での処方も可能です。

多くのオンラインピルは自費診療ですが、東京オンラインクリニックでは「月経困難症の治療目的」と認められれば、保険が適用されます。も

オンラインピルは保険適用外のケースが多く実費での支払いになるため、継続には出費の負担が大きくなるでしょう。

診察の結果、保険適用になれば、定期便を利用しても金銭的な負担が軽くなります。

保険適用なら初診料と再診料が無料で、予約の変更やキャンセルも料金が発生しないため、忙しい人も気軽に利用しやすいです。

処方されたピルは自宅以外に配送も可能で、他の人に知られないように受け取れます。

保険適用でピルが購入できるか相談したい人や、自宅以外の場所でピルを受け取りたい人は、東京オンラインクリニックを選びましょう。

ルナルナおくすり便はピル服用中のサポート体制が充実

※2024年12月現在、自由診療や料金はすべて税込表記です。

ルナルナおくすり便は、女性の生理をサポートしてきた「ルナルナ」によるオンラインのピル処方サービスです。

ルナルナおくすり便のアプリ上で、問診や処方後の管理をすべて行えます。

ルナルナおくすり便では、オンライン診療の研修を修了した医師のみが対応するため、オンラインでも丁寧に問診してもらえます。

ビデオ診療の前にチャットで医師とやりとりができるため、診察前に疑問点を質問可能です。

医師がピルの処方が不要だと判断したときには、診察料は一切かからないため、受診を迷っている人も気軽に予約できます。

サポートが充実しているルナルナおくすり便は、オンラインでの診察が初めての人やピルの定期便に不安がある人におすすめのサービスです。

オンラインピル通販のメリット3選！忙しくて病院に行く時間がない人に最適

オンラインピルを活用した場合の、主なメリットは以下の3つです。

オンラインピルは、待ち時間が短く診療場所も選ばないため、忙しくて直接病院に行けない人におすすめです。

婦人科は混雑しているため、予約が取れても長く待つことも少なくありません。

まとまった時間が取れず、婦人科での受診を後回しにしていた人にとって、非常にありがたいサービスと言えるでしょう。

婦人科や産婦人科は「妊娠した人が行く場所」というイメージが強いため、詮索されたくない人は来院を避ける傾向にあります。

産婦人科や婦人科に行ったところを見られたら「妊娠したのではないか」「病気ではないか」と思われそうで、人目が気になるとの声もあります。

オンラインピルなら自宅に居ながら受診できるため、人に見られる心配もありません。

オンラインピルのメリットを知って、自分に最適なクリニックを選びましょう。

待ち時間なく購入できるため時間に縛られない

オンラインピルは基本的に、診察の予約からピルの購入まで待ち時間なく利用できます。

病院で診察を受けた場合、待合室で順番が来るまで待機し、診療後も支払いまで待つ時間が発生します。

さらにピルの処方を希望した場合、調剤薬局へ移動して薬の受け取りも必要です。

婦人科の近くにある調剤薬局は混雑しやすいため、薬の受け取りも時間がかかります。

低用量ピルは妊娠を望まない限り継続して服用する必要があるため、仕事や学校などで忙しい場合には通院が難しいでしょう。

オンラインピルなら、隙間時間でアプリやネットを使ってスムーズに診察を受けられます。

ピル購入時の決済方法もクレジットカードやQRコード決済ならすべてオンラインで完結するため、待ち時間がかかりません。

自宅でも受診できて、診療の後に拘束される時間もなく受け取りまで完了できます。

時間に縛られずにピルの処方を受けたい人は、オンラインピルがおすすめです。

土日や遅い時間にも診察が受けられる

オンラインピルは、病院に比べると診療の対応時間が長く、土日や遅い時間でも診察を受けられる点がメリットです。

以下3つのクリニックは、24時間いつでも診察可能です。

対面式で遅くまで受付をしている病院は少ないため、仕事や学校が終わってからでは間に合わない人もいるでしょう。

土日祝日は病院が休診日の場合が多く、開いていても受診する人が多いため予約が難しい傾向にあります。

平日の遅い時間まで忙しい人や、休日に落ち着いて診察を受けたい人は、オンラインピルがおすすめです。

人に見られることがないから安心して相談できる

オンラインピルは、自宅や人目につかない外出先など、自分の慣れた環境で診察を受けられるため、通院が不安な人も安心して医師に相談できます。

医薬品のピルを処方してもらうには、医師の診察が欠かせません。

産婦人科は妊娠している人が行くイメージもあり、知り合いに会う可能性を考えると利用しにくいという声もあります。

オンラインピルなら、スマホやパソコンがあれば場所を問わずに診察を受けられるため、知り合いに出会うこともありません。

また、病院などでは緊張してうまく話せないという人も、自宅などの慣れた環境ならリラックスして受診できるため安心です。

人目が気になり通院が不安な人は、Webを通して診察を受けられるオンラインピルを活用しましょう。

オンラインピルのデメリット3選！割高になるため初心者には不向き

オンラインピルは待ち時間がなく、忙しい人でも気軽にピルを購入できますが、デメリットもあります。

オンラインピルで処方してもらう場合の主なデメリットは、以下の3つです。

オンラインピルの場合、問診をチャットや通話で済ませるため、詳細な検査は行いません。

血液検査や内診をせずに処方するので、重大な病気が潜んでいてもすぐに気付けない可能性があります。

一度も婦人科に行ったことがない人やピルが初めての人は、病院で診察を受けましょう。

また、オンラインピルは送料がかかるので、トータルの費用は病院よりも割高になるケースもあります。

コスパを重視する人は、近くの婦人科を利用した場合の費用と比較して検討しましょう。

初めてピルを利用する人は不便に感じる可能性があるため、あらかじめデメリットを確認しておくことが大切です。

オンラインピルは精密検査を受けられないから初めての人には向いていない

オンラインピルは電話やビデオ通話で診察を行うため、血液検査や内診などの精密な検査は行いません。

ピルは生理痛の緩和や避妊対策などの効果があるものの、副作用のリスクもある薬です。

例えば、低用量ピルの服用を続けた場合、静脈血栓症のリスクが高まります。

血栓が流されて心臓や肺の血管に詰まると、命に関わるケースもあるのです。

また、高血圧の人が低用量ピルを飲んだ場合、心筋梗塞や脳卒中といった病気のリスクも高まります。

安心して服用するには半年～1年ごとを目安に、血液検査や内診を受ける必要があります。

オンラインピルでは検査を受けられないので、時間を見つけて近くの婦人科で診察してもらいましょう。

人によっては、吐き気や頭痛などの副作用が出るケースもあります。

副作用の症状はピルの種類によっても異なるため、ピルの服用経験があり、必要なピルの種類が決まっている人にオンラインピルは最適です。

初めてピルを服用する人でもオンラインピルの利用は可能ですが、短い診察時間で自分に合う薬や症状について聞いてくれるとは限りません。

可能であれば、まずは病院で直接診察を受けて、処方してもらいましょう。

初めてピルを服用する人でオンラインピルを利用したいなら、満足度97％の実績があるエミシアクリニックや、サポートが充実しているおうちでクリニックがおすすめです。

送料が発生するので費用が割高になる場合がある

オンラインピルは送料やシステムに利用料がかかるため、通院での処方よりも割高になるケースもあります。

ただし、通院時の交通費が500円前後なら、送料の金額は大きく変わりません。

オンラインピルの送料は一般的に550円程度なので、事前に必要な料金を確認しておきましょう。

オンラインピルはメデリピルやおうちでクリニックなど、まとめて配送してもらうことで送料が安くなるクリニックもあります。

送料が気になる人は、まとめ買いや数か月ごとの定期便などを利用して送料を節約しましょう。

診察当日にピルが受け取れない可能性も高い

オンラインピルは診察後にピルの配送手配が行われるため、診察当日にはピルを受け取れない可能性が高いです。

最短当日発送のため翌日以降の受け取りのクリニックが多く、アフターピルなど緊急で服用が必要な人には不向きです。

マイピルオンラインなど、バイク便を利用して当日配送が可能なクリニックもありますが、対象範囲が限られています。

緊急度の高いピルの処方を希望する人は、病院に行ったほうがすぐに処方してもらえます。

低用量ピルを継続して服用する人や先の予定を見据えて中容量ピルの服用を検討している人は、オンラインピルの活用がおすすめです。

オンラインで処方してもらえるピルは4種類！それぞれの用途を解説

オンラインで処方してもらえるピルは以下の4種類があり、それぞれ用途が異なります。

中容量ピルは生理日を移動したい場合に、低用量ピルは生理関連の悩みを解決したい場合に使われるケースが多い薬です。

自分が解決したい悩みに合わせて、ピルを処方してくれるクリニックを利用しましょう。

生理の移動が目的の人は中用量ピル

中用量ピルは主に、生理を早めたり遅らせたりする生理移動（月経移動）を目的としている場合に用いられます。

低用量ピルに比べて女性ホルモンが多く含まれており、服用中に生理がくる可能性はほとんどありません。

ただし副作用が強く現れやすいことから連続で服用できる期間が14日程度に限定されていて長期的な服用ができません。

市販の吐き気止めや頭痛薬をピルと併用して服用できるため、ピルの服用が初めての人や副作用が心配な人は事前に準備しておきましょう。

避妊効果を望んでいる人は低用量ピル

低用量ピルは、女性の卵巣で作られる「卵胞ホルモン（エストロゲン）」と「黄体ホルモン（プロゲステロン）」の2つのホルモンが配合されている薬です。

2つのホルモンによって排卵や子宮内膜の増殖が抑制されるため、正しく服用を続けた場合に99％以上の避妊効果があります。

ほかにも生理痛の緩和や肌荒れの改善など、女性特有の悩みを解決するためにも用いられ、オンラインピルで処方する人も多いです。

服用後1～2か月は、吐き気やだるさといった副作用が出やすいですが、一般的には継続しているうちに症状が軽くなります。

副作用が気になる人は、かかりつけ医や受診した病院に相談をしましょう。

生理痛を軽減したい人は超低用量ピル

超低用量ピルは、「卵胞ホルモン（エストロゲン）」の含有量が0.03mgよりも少ないピルのことを指します。

月経困難症や子宮内膜症の治療に用いられるほか、生理痛の緩和やホルモンバランスの乱れが原因で起こる肌荒れの改善にも効果が期待できます。

女性ホルモンの配合が少ないため、副作用が出にくい薬です。

ただし超低用量ピルの場合、避妊を目的としての使用はできません。

生理痛の改善と避妊の両方を希望する人は、医師に目的を伝えて低用量ピルを処方してもらいましょう。

性行為後の緊急避妊が目的の人はアフターピルを服用する

アフターピルは避妊に失敗した際に、性行為後から24時間以内に服用する経口緊急避妊薬です。

排卵抑制や排卵を遅らせる作用があり、性行為後から24時間以内に服用できれば、98％以上の避妊効果を期待できます。

ただし、どのような種類のアフターピルも、服用の時間が遅れるほど避妊率は低くなるので注意が必要です。

アフターピルの種類は以下の2つです。

一般的なオンラインピルで取り扱われているのは、72時間以内に服用するタイプのアフターピルです。

すでに性行為から72時間近く経過している場合は、120時間以内に服用するタイプのアフターピル「エラ」を取り扱っているオンラインピルを受診しましょう。

避妊の失敗に気がついた場合は、できる限り早く医療機関かオンラインで医師の診察を受けて、アフターピルを処方してもらいましょう。

また、オンラインピルでアフターピルを処方してもらう際には、72時間または120時間以内に手元に届くか確認が必要です。

低用量ピルの種類や世代による違い

低用量ピルは、避妊効果や生理の悩みを改善する際に用いられる薬で、用途によって服用する種類が異なります。

現在では、以下4種類の低用量ピルが流通しています。

低用量ピルの種類や特徴を理解しておけば、継続して服用するハードルも下がり、安心して利用できます。

オンラインピルの場合、医師が利用者の目的や状態に合わせて適切なピルを提案してくれる仕組みです。

自分の症状や目的を正確に伝えて、最適なピルを処方してもらいましょう。

第1世代のピルは女性の幅広い病気に対して用いられている

第1世代は、日本で最初に製造を承認された低用量ピルです。

第1世代の低用量ピルに含まれる「ノルエチステロン」は、出血量を抑制する効果があるため、生理痛の緩和に優れています。

3相性ピルと呼ばれるつくりで、女性本来のホルモンバランスに近づくようホルモン量が3段階に変化します。

商品によって用途が異なり、シンフェーズは避妊効果のある低用量ピルで、正しく服用し続けた場合に約90％の避妊が実現可能です。

フリウェルLDやルナベルLDは、生理痛の緩和に優れており、月経困難症の治療薬としても利用されます。

また、医師の診察によっては保険も適用されます。

以下のオンラインピルで取り扱われており、出血量が多い人や生理痛が重い人におすすめのピルです。

ただし第1世代の低用量ピルは、吐き気や頭痛の副作用が出る可能性も高いため、心配な人は医師と相談して、副作用を緩和してくれる薬も一緒に処方してもらいましょう。

第2世代のピルは第3世代よりもホルモン配合量が少ない

第2世代は生理周期を安定させるために用いられるだけでなく、不正出血も起こりにくく避妊目的でも使用されるピルです。

第3世代よりも黄体ホルモンの配合量が少なく、アンドロゲン（男性ホルモン）の作用があるため、デメリットとしてニキビや多毛になりやすい傾向にあります。

第1世代と同様3相性になっており、女性の生理周期に合わせてホルモンの含有量を変えて、自然なホルモンの動きを再現します。

取り扱っているのは、以下3つのクリニックです。

第2世代のピルは、生理周期を整えたい人や生理痛に悩んでいる人におすすめです。

第3世代のピルは肌荒れの改善にも効果が期待できる

第3世代は黄体ホルモンの作用が強く、第2世代に比べてアンドロゲンが少ないため、肌トラブルが起きにくいピルです。

第3世代の低用量ピルは、どの種類も1相性というつくりで、1シートの錠剤すべてに同じホルモン量が入っています。

ホルモンの変動がないので、月経前症候群に悩んでいる人も安心して服用できるピルです。

また、第2世代のピルよりも卵胞ホルモン（エチニルエストラジオール）の含有量が少ないため、胸の張りや体重変動の副作用も少ない傾向にあります。

取り扱っているオンラインピルは、主に以下の3つです。

肌荒れを改善したい人や、副作用を抑えてピルを服用したい人に処方される可能性があります。

第4世代のピルは授乳中の人や35歳以上の人でも服用可能

第4世代はほかの世代に比べてエストロゲンの含有量がもっとも少なく、子宮内膜症や月経困難症の治療に用いられます。

「超低用量ピル（LEP）」とも呼ばれており、授乳中の人や35歳以上の人でも服用できるのが特徴です。

月経困難症と判断された場合には、保険適用で購入できるクリニックもあります。

ただし、第4世代は避妊目的では使用できません。

ヤーズは第1～3世代と同様に、生理の周期を安定させるために処方される超低用量ピルです。

一方ヤーズフレックスは、排卵の抑制や子宮内膜の肥厚を防ぎ、痛みの原因となる物質を抑制してくれるピルです。

最大120日間服用したあと、4日間の休薬のサイクルを繰り返します。

取り扱っているオンラインピルは、以下の通りです。

副作用が苦手な人や、身体に負担をかけず生理回数を減少させたい人におすすめのピルです。

オンラインピルの診察から処方・受け取りまでの流れ

オンラインでピルを処方してもらう際には、どのクリニックもほとんど同じ流れで購入できます。

オンラインでピルを処方してもらう、主な流れは以下の通りです。

1. アプリもしくはサイト経由で診察の予約をする
2. ビデオ通話または電話で医師による診察を受ける
3. 決済後にピルが配送されて受け取る

初めてオンラインピルを利用する人は、不安なく購入できるように流れを把握しておきましょう。

アプリもしくはサイト経由で診察の予約をする

ピルを処方してもらうには、事前に医師の診察を受けなければなりません。

診察はアプリもしくはサイトで簡単に予約できて、問診も数分で済みます。

クリニックによっては診察の予約がアプリやウェブではなく、LINEのところもあります。

LINEで予約ができるクリニックなら、使い慣れているため操作も安心です。

予約受付時間はクリニックそれぞれで異なるため、自分が通えるタイミングに開いているクリニックを選びましょう。

ビデオ通話または電話で医師による診察を受ける

診察の予約が完了したら、予約日にビデオ通話や電話で医師による診察を受けます。

指定のアプリがある場合は、診察の前にインストールして動作確認しておくとスムーズです。

診察前には本人確認をするために、保険証や免許証などの書類が必要なクリニックもあります。

診察時に医師に相談や確認したいことがある人は、事前にメモにまとめておくと確認漏れがなく済みます。

ピル選びに迷っている人は、改善したい症状やピルを処方してもらう目的を伝えましょう。

決済後にピルが配送されて受け取る

医師によるビデオ通話や電話での診察が終わり、ピルが必要だと判断された場合には、悩みに合わせたピルを処方されます。

決済方法はクリニックによって様々で、クレジットカードやQRコードでの決済であれば診察後すぐに決済が完了し、クリニックによっては即日発送も可能です。

ポストに投函されたピルを受け取って購入が完了です。

配送時に中身がピルだとわからないように、品名などが工夫されているケースも多く、自宅に届いても他の家族に中身がピルだとバレる心配がありません。

どうしても自宅に届くのが不安な人は、コンビニ受け取りや郵便局留めに対応しているクリニックを選ぶのがおすすめです。

例えばマイピルオンラインの場合、200円の追加料金を支払えば郵便局留めやクロネコヤマトセンター留めが可能です。

オンラインピルの処方でよくある3つの質問

オンラインピルの処方に関して、よくある質問を3つ紹介します。

ピルは「飲むと太る」「飲むタイミングを間違えてはいけない」など気になる噂やポイントが多い薬です。

オンラインピルで手軽に処方してもらえるとはいえ、本当に服用していいのか不安に感じる人も多いでしょう。

ピルは決して安くはない薬なので、あらかじめ疑問点を解消してから利用しましょう。

低容量ピルを服用したら太るって本当？原因は？

ピルを服用した場合に太るという、医学的な根拠はありません。

ただし、ピルを飲み始めてすぐは体内のホルモンバランスの変化により、むくみや食欲増進の副作用が出る可能性はあります。

この症状を「太った」と感じることはあるでしょう。

ただし副作用は一時的なもので、3か月程度飲み続ければホルモンバランスが整い、症状は落ち着くケースがほとんどです。

ピルを服用したことで月経困難症といった生理に関するトラブルが軽減され、体調が良くなった結果食欲が増える人もいます。

むくみが気になる場合は、弾性ストッキングの着用や湯船にゆっくりつかってマッサージをすることで解消できるケースもあります。

食欲が増加した場合は食物繊維を多く摂り、よく噛むことで食事量を調整しましょう。

診察を受けないまま通販でピルを購入できる？

ピルは医師による診察がなければ購入ができません。

通販の低用量ピルは個人の輸入で販売されているものが多く、安全ではない可能性もあります。

しっかりと診察を受けて処方してもらえば、万が一副作用が出てもアフターフォローが受けられます。

医師の診断なく通販でピルを購入した場合、副作用や健康被害が出てもすべて自己責任になるのでおすすめしません。

オンラインピルなら、診察から購入まで自宅にいながら完結するため、気軽に利用できます。

夜遅くまで予約を受け付けているクリニックもあるため、忙しい人でも利用できます。

また、医師が診察してくれるので、気になる点があったら相談して不安が解消するのもメリットです。

個人の輸入によるピルを入手するよりも、医師による診断で安心して服用できるオンラインピルを利用しましょう。

ピルを飲むタイミングは生理前でも大丈夫？

低用量ピルは原則、生理が始まった初日に服用を始めなければなりません。

出血の原因が生理か不正出血かわからないときは、生理5日目までに服用を始めると効果が期待できます。

避妊目的の場合は、定められた期間外から飲み始めても排卵のタイミングが合わず、効果がない可能性もあるので注意しなければなりません。

低用量ピルは生理初日から21日間連続で服用し、7日間の休薬期間で出血が起こります。

生理前は休薬期間に入るため、ピルを服用する人は医師に相談し、指示通りのタイミングで服用を始めましょう。