保険診療
診療科目:内科 / 外科
内科
- 生活習慣病に対する内服薬の処方を行います。
- 血液検査を定期的に行いながら薬の効果と副作用の有無を見ていきます。
一人一人にあった食事指導が基本となります。お薬はあくまで対象療法ですので、なるべくお薬に依存せず、量や種類が最小限度で済むようにするためのサポートをさせていただきます。
アフターコロナ外来
新型コロナ感染症にかかったのちも、体調不良が続く方専門の外来です。
症状に合わせていろんな治療を組み合わせてご提案します。
【新型コロナウイルス感染症の後遺症とは】
新型コロナウイルス感染症では、発症から4週間以上経過しても下記のような様々な症状が続くことが知られており、後遺症ではないかとかんがえられています。コロナ後遺症は、時間の経過とともに徐々に改善することが多いとされていますが、時には半年以上続くこともあります。
【後遺症】
- 倦怠感
- 思考力・集中力の低下
- 呼吸困難
- 咳
- 関節痛・筋肉痛
- 胸痛
- うつ・不安
- 頭痛
- 発熱
- 動悸
- 嗅覚・味覚障害
- 立ちくらみ
【コロナ感染後体調不良がつづく場合になぜ血液検査が必要か?】
通常の血液検査では炎症や肝機能、腎機能、貧血、コレステロール、中性脂肪、血糖値などをみますが、コロナ感染後後遺症の症状に対してこれらの項目をみてもほとんど異常がありません。
強いて言えば、
1.感染所見がないか
白血球、CRP、γグロブリン分画の異常、白血球分画の異常をみる
2.貧血、肝機能、腎機能低下がないか
倦怠感、易疲労の原因となります
をチェックすることは大切ですが、たまたま感染した時期に重なって肝炎を起こした、その時に服用した薬が原因で肝機能低下や腎機能低下を起こした可能性はあってもまれです。
ですから、ほとんどの場合、通常の血液検査のメリットは「異常がない」ということだけで、利益がありません。
しかし、当院では血液検査で「栄養分析」を行います。これは分子栄養医学を習得し、栄養療法を日々実践している医師でないとできません。医師は医学部で予防医学を学ばないからです。
【栄養分析でわかること】
1.免疫の評価
コロナ前の体調や食生活の問診をもとに、血液検査からコロナウイルスに感染する前から免疫低下がなかったかどうかを評価します。つまりコロナにかかりやすい状態であったかどうかを調べます。
≪検査項目≫
・ビタミンD
・亜鉛
・ビタミンC(コルチゾル)
・ビタミンB
2.コロナ感染前から栄養障害がすでにあり、コロナ感染を契機に症状としてでてきた可能性
・鉄不足による発熱、倦怠感、疲れやすい、頭痛、めまい、立ちくらみなど
・ビタミンD不足による倦怠感、関節痛、筋肉痛
・亜鉛不足による味覚異常、倦怠感、抜け毛
・タンパク質不足によるうつ症状、不眠、疲れやすさなど
新型コロナウイルスによる体への悪影響はわからないことが多く、これから解明されていくと思われますが、症状は人によって異なります。
それはもともとの生活スタイル、食生活、睡眠、ストレス、運動不足なども影響しているはずですので、さかのぼって見直す必要があります。
単にこれを飲めばよくなるという単純なものではありません。しかしながら栄養障害を改善することで自然治癒力がアップし、早く症状が改善する可能性があるため、分子栄養学も基づく医学的な栄養分析を受けることをお勧めいたします。
【当院の血液検査】
保険診療
症状から考えられる疾患を想定しても項目のみ保険で検査できますので、項目が少ないことが欠点です。
プレミアム血液検査
自費検査となりますが、ビタミンDやホルモン、亜鉛など60種類以上の項目を検査します。<料金表>
【当院の治療方針】
①保険診療
・薬・・・解熱剤、咳止め、気管支拡張剤、頭痛薬
・漢方薬・・・長く続く咳や頭痛、倦怠感などに漢方薬はお勧めです。
例)五苓散、呉茱萸湯、補中益気湯、当帰芍薬散、麦門冬湯、五虎湯など
②自由診療
・栄養療法
症状と血液検査結果をみて不足した栄養素をサプリメントで補充する療法です。
・点滴療法
例)マイヤーズカクテル点滴:ビタミンB、ビタミンC、グルタチオンなどを配合した点滴
高濃度ビタミンC点滴:ビタミンCを25g点滴します。
高濃度グルタチオン点滴:グルタチオンを1200mg~2000mg点滴します。
【対象疾患】
- 高血圧症
- 高脂血症
- 肝機能障害
- 痛風、高尿酸血症
- 糖尿病※1
- 不眠症
- 女性更年期障害
- 男性更年期障害
- 熱中症
- 急性胃腸炎
- 過敏性腸炎
- 慢性下痢症
- 便秘症
- 逆流性食道炎
胃・十二指腸潰瘍 - 急性・慢性胃炎
- 片頭痛、慢性頭痛
筋緊張性頭痛 - 貧血症、鉄欠乏性貧血
- 潜在性鉄欠乏症
- 月経前症候群
- 生理痛
- 冷え症
- 肩こり
- 口内炎
- 舌痛症
- 味覚障害※2
- 慢性疲労
(慢性疲労症候群) - 起立性調節障害
- 口唇ヘルペス
- 帯状疱疹
外科
【対象疾患】
- すり傷
- 切り傷
- 咬まれ傷
- やけど
- 消毒しません。
消毒薬は正常細胞を傷つけるので、有害でしかありません。 - 痛みを少なくして早く治す湿潤治療で治療します。
傷の乾燥は治癒を遅くしますが、蒸れすぎてもいけません。季節や生活環境を考えて適度な湿潤環境が必要です。 - 通院を少なく済むよう自宅での治療をメインにします。
自分で張替えできるようにしてストレスを少なくします。 - 入浴できるよう配慮した治療法を提案します。
水につけたら雑菌が入るからダメというのは間違った古い知識です。傷が濡れたらそのあとどう付け替えするか、その方法を知っていれば問題ありません。
なるべく快適に過ごしながら傷を治せるようアドバイス致します。